🍼 授乳・食事 · 生後0〜12か月
🍼 ミルクの量り方と作り方
母乳・ミルク・混合のどれを選んでも、家庭に合う方法で赤ちゃんの栄養を支えましょう。粉ミルクは無菌ではありません。世界保健機関の指針に沿い、安全な水を沸騰させ、粉と混ぜる時点で70℃以上のお湯を使います。濃さは必ず製品指定どおりにします。
用意するもの
- 洗浄・消毒済みの哺乳瓶と乳首。
- 調乳に適した安全な水と、お湯を用意する器具。
- 月齢や医療上の必要に合う乳児用粉ミルクと、専用の乾いた計量スプーン。
- 哺乳瓶の外側を冷やす流水や清潔な冷水。
作り方と飲ませ方
1. 手と作業場所を清潔にする
手を洗い、作業台を清潔にします。製品の期限、開封後の使用期限、器具の状態を確認し、赤ちゃんを熱湯の近くに置かないでください。
2. 製品表示で量を確認する
粉とお湯を入れる順番、必要な粉の量、水の量を確認します。「加える水の量」と「出来上がり量」は別です。専用スプーンで指定の杯数をすりきりで量り、押し固めません。
3. 70℃以上のお湯で溶かす
沸騰させた安全な水を、混ぜる時点で70℃以上に保って使います。製品指定の手順と比率で溶かし、熱湯の飛散や漏れに注意します。
4. 飲める温度まで冷ます
流水や冷水で瓶の外側を冷やし、水が乳首や瓶の中に入らないようにします。手首の内側に数滴落とし、熱くないことを確かめます。電子レンジは使いません。
5. 抱いて、赤ちゃんのペースで飲ませる
頭と首を支えて抱き、哺乳瓶は大人が持ちます。口を閉じる、顔をそむけるなど満腹のサインがあれば無理に続けません。必要量は空腹のサイン、成長、医療者の助言で調整します。
6. 飲み残しを捨てる
できるだけ授乳の直前に作って使い、飲み残しは次回に回さず捨てます。使った器具は洗浄・消毒し、作り置きが必要な場合は医療者に保存方法を確認してください。
よくある失敗
- ❌ 濃くする・薄くする 栄養や水分のバランスを崩すおそれがあります。便秘対策や節約のためにも、指定の比率は変えません。
- ❌ ぬるい水ならすぐ飲ませられると考える 安全な水でも粉自体に細菌が含まれることがあります。70℃以上で混ぜてから冷ます手順を守りましょう。
- ❌ 哺乳瓶を固定して離れる むせや窒息に気づけない危険があります。タオルなどで固定せず、大人が持って見守ります。
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このガイドは医療機関での診察や助言に代わるものではありません。迷ったら医師や出産した医療機関に相談し、緊急時は119へ。新生児の体温が38℃以上の場合は、速やかな診察が必要です。
