🧠 心と体の健康 · 妊娠中〜生後1年
🫀 父親の心と体:つらさを抱え込まないために
父親にも、妊娠・出産を迎える時期に抑うつや不安、強い疲労が起こることがあります。愛情や気合いの不足ではありません。休息と専門的な支援を、家族のためだけでなく自分のためにも利用してください。
知っておきたいこと
- 父親のホルモン変化を報告する研究はありますが、誰にでも同じ変化が起こるわけではなく、育児能力の指標でもありません。
- 抱っこやおむつ替えなど、日々の関わりで赤ちゃんを少しずつ知っていけます。すぐに強い実感が湧かなくても大丈夫です。
- かかりつけ医、自治体の保健師やこころの健康相談窓口、頼れる人の連絡先をまとめておきます。
自分と赤ちゃんを守る5つの行動
1. いつもと違う状態に気づく
イライラ、落ち込み、楽しめない感じ、人を避ける、休めるのに眠れないなどを振り返ります。症状が続く、または仕事や育児に支障があるなら、早めに相談しましょう。
2. 医療や地域の相談につながる
かかりつけ医、精神科・心療内科、自治体の保健師に「出産前後からつらい」と伝えます。受診先がわからなければ自治体へ相談を。父親も支援を求めて構いません。
3. 双方の休息を確保する
家事の優先順位を下げ、交代して眠れる時間を決めます。眠気があるときは抱っこしたまま寝ず、赤ちゃんを硬く平らな専用寝床へあおむけに。枕・掛け布団・毛布・おもちゃを置かず、少なくとも生後6か月は同室・別寝床にします。
4. 無理なく触れ合う
声かけやお世話で十分です。肌と肌の触れ合いをするなら、大人が完全に起きているときに、顔が見え、鼻と口がふさがらず、あごが胸に押しつけられない姿勢で見守ります。うとうとしそうなら中止し、寝床へ移しましょう。
5. 限界の前に交代を頼む
怒りが強まったら、赤ちゃんを安全な専用寝床に置き、いったん距離を取って落ち着き、様子を確認しながら助けを呼びます。絶対に揺さぶらないでください。自分や赤ちゃんを傷つけそうな切迫した危険がある場合は119へ連絡します。
よくある失敗
- ❌ 我慢できるうちは相談しない 限界になる前から相談できます。友人との会話は支えになりますが、強い不調があるときは専門的な診察も受けましょう。
- ❌ 揺さぶったあと、様子だけを見る 赤ちゃんを激しく揺さぶった場合は、見た目に異常がなくても直ちに医療の助けを求め、何が起きたかを正確に伝えてください。呼吸困難、青い顔色、反応の乏しさがあれば119です。
- ❌ ソファで抱いたまま休む 抱いたままの居眠りや添い寝は安全な休息方法ではありません。赤ちゃんを専用寝床に移してから、大人も休みましょう。
このガイドに追加したい日本の情報や、共有したい体験はありますか? 運営チームに連絡する

Same topic
このガイドは医療機関での診察や助言に代わるものではありません。迷ったら医師や出産した医療機関に相談し、緊急時は119へ。新生児の体温が38℃以上の場合は、速やかな診察が必要です。
